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【管理栄養士解説】大豆ミートの添加物は体に悪い?|安全性や選び方とは

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【管理栄養士解説】大豆ミートの添加物は体に悪い?|安全性や選び方とは

健康志向の高まりや輸入肉の価格高騰や環境・食糧問題など、様々な社会的背景からプラントベース食品の大豆ミートが注目されています。

その市場規模は年々増加し、2025年には現在の1.5倍以上約40億円にまで拡大すると予想されています。

コンビニでも大豆ミートを使用した商品が販売されているほど認知度が広がっている大豆ミートですが、気になるのはやはり添加物と安全性です。

管理栄養士みのり

そこで今回は、大豆ミートに使われている添加物は体に悪いのか、安全性や選び方を管理栄養士みのりが解説します!

もくじ

大豆ミートの添加物は体に悪い?

結論から言うと、加工度の高い大豆ミートは体に悪い添加物が使用されている場合があります。

大豆ミートは、搾油した大豆を加熱・加圧しただけのものと、味付け調理済みの加工品の2種類があります。

前者の大豆ミートの原材料は大豆のみです。

添加物は不使用で、加工度が比較的低い大豆ミートです。

後者の加工品の大豆ミートは、調味料や添加物が使用されており、加工度が高い食品です。

調味済みの加工品大豆ミートの原材料の一例です。

原材料粒状大豆たん白(国内製造)、植物油、でん粉、小麦粉、難消化性デキストリン、卵白末、にんにく、清酒、しょう油、しょうが、食塩、酵母エキス、デキストリン、パン粉、粉末しょう油、香辛料、砂糖、発酵調味料、濃縮りんご果汁、揚げ油(植物油)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、メチルセルロース、pH調整剤、ベーキングパウダー、着色料(カラメル、カロチノイド)、増粘剤(キサンタンガム)、酸味料、香料、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・りんご・ゼラチンを含む)

添加物には、安全性に疑問のある加工デンプンやカラメル色素、調味料(アミノ酸等)など、複数の添加物が使用されています。

アメリカで 最も有名なオーガニックスーパー「ホールフーズ・マーケット」の最高責任者は、「植物由来の肉は環境には良いが、超加工食品であり健康にはよくない」とCNBCのインタビューで発言しています。

超加工食品とは、レトルト食品や冷凍食品、カラフルなチョコレートなど、健康への悪影響を及ぼすとされている食品です。

超加工食品については、「超加工食品とは?食べ過ぎが危険といわれる2つの理由を管理栄養士が解説」の記事で詳しく解説しています。

大豆ミートの安全性は大丈夫?

大豆ミートの原材料には、大豆や植物油、酵母エキスなど食品に分類されているものでも安全性には疑問があるものも使用されます。

加工度が高い加工品の大豆ミートは、主要原材料の大豆をはじめ調味料の植物油や醤油が使用されています。

これらの食品は、遺伝子組み換えされた大豆が使用されている可能性があります。

また、植物油や醤油、発酵調味料には添加物が使用されていますが、原材料には表示されません。

さらに、酵母エキスが使用されている場合もあります。

酵母エキスは、食品に分類されていますが、実情はうま味調味料です。

みのり

大豆や植物油、醤油、酵母エキスなどの食品には特に注意が必要です。

安全な大豆ミートの選び方

安全な大豆ミートを選ぶポイントはたった2つ。

安全な大豆ミートを選ぶポイント
  • 加工度の低い大豆ミートを選ぶこと
  • 原産地が国産またはオーガニックの大豆を選ぶこと

加工品の大豆ミートは、調理せずに食べることができますが、加工工程が増えているため添加物や安全性に疑問のある調味料が使用されています。

安全な大豆ミートを選ぶ際は、加工度の低いシンプルなものが安心です。

みのり

加工度が低い大豆のみを使用した大豆ミートを選びましょう!

安全な大豆ミートを選ぶ2つ目のポイントは、国産大豆やオーガニック認証マークのついている大豆を選ぶことです。

国産大豆とオーガニック認証マークの付いた大豆は、収穫後の農薬散布が禁止されています。

しかし、輸入大豆は輸送中のカビや病害虫の発生を防ぐ目的で農薬が散布されている可能性があります。

さらに、アメリカやカナダなどの外国産大豆は、遺伝子組み換えのものが使用されている可能性があります。

2023年1月現在、遺伝子組み換え表示に関する法律では、意図せずに混入してしまった遺伝子組み換え食品が5%以下であれば「遺伝子組み換えでない」の表示が可能です。

つまり、遺伝子組み換えでない旨の表記がある場合でも、外国産大豆を原料にしてできた大豆ミートは5%以下の遺伝子組み換え大豆が含まれている可能性が十分に考えられます。

原材料が大豆のみの大豆ミートであっても、大豆の原産地は必ずチェックしましょう。

みのり

国内製造ではなく、国産と表記されているものが目印です!

大豆ミートのメリット・デメリットについては「【管理栄養士解説】大豆ミートのメリット・デメリット|口コミ評判まとめ」の記事で解説しています。

まとめ

大豆ミートの添加物と安全性について解説しました。

加工肉タイプで販売されている大豆ミートに使用されている添加物は、豆腐の凝固剤として使用されており、体に悪い物ではありません。

しかし、大豆ミートに使用されている大豆や調味料には安全性に疑問があります。

大豆ミートを選ぶ際は、加工度の低い大豆ミートを選んでくださいね。

添加物のない大豆ミートについては、「【添加物なし】大豆ミートおすすめ11選!国産・オーガニックも!」の記事で詳しく紹介しています。

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この記事を書いた人

‘94年生まれ、たべることが大好きな管理栄養士で2児の母です。自身の体調不良と子どもたちの「味覚を守りたい」という想いから、1年ほど前に無添加生活をスタート。Instagramでは食育×身体にやさしい保存食レシピを中心に紹介しています。

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