【ケンタッキー】ビスケットは体に悪い?おいしさの秘密はショートニングだった!
ケンタッキーといえばフライドチキンですが、同じくらい人気があるのがビスケット。
サクサクの食感と中のしっとり感が美味しくてはまってしまいますよね。
そんなケンタッキーのビスケットですが、体に悪いといわれていますがなぜでしょうか。
今回はケンタッキーのビスケットが体に悪いといわれる理由と、原材料や添加物、おいしさの秘密についても調査しました。
【ケンタッキー】ビスケットは体に悪い?
外はサクサク、中はしっとりとした食感が魅力のケンタッキーのビスケット。
チキンに負けないくらい人気のある商品ですが、本当に体に悪いのでしょうか。
答えは、体に悪いといっても過言ではありません。
詳しく解説していきます。
ケンタッキーで販売されているビスケットの原材料は以下の通りです。
ビスケットの原材料
原材料 | 小麦粉、ショートニング、砂糖、全卵、イースト、食塩、食用とうもろこし油、食用なたね油 |
添加物 | ベーキングパウダー、乳化剤、増粘剤(ペクチン)、酵素、香料、カロチン色素 |
まず原材料に輸入小麦粉が使われていますが、アメリカ・カナダ・オーストラリアから輸入されたものです。
農民連が行った調査で、北米産の小麦から除草剤のグリホサートが検出されており、体だけでなく環境への影響が懸念されています。
残留農薬のグリホサートについては、「外国産小麦粉が危険といわれる理由!輸入小麦に潜むグリホサートを解説」の記事で詳しく解説しています。
小麦粉の次にショートニングが使われています。
ショートニングは、トランス脂肪酸を含んでいる可能性があり、過剰摂取には注意したい食品です。
トランス脂肪酸は、WHOによってその危険性が明らかにされ、過剰摂取が問題視されています。
また、食用とうもろこし油は、輸入とうもろこしを原料としているので遺伝子組み換えされたとうもろこしを使用している可能性が高いです。
とうもろこし油はオメガ6系の脂肪酸「リノール酸」を多く含んでいますが、オメガ6系脂肪酸の過剰摂取は、青魚に含まれる良質な油「オメガ3系脂肪酸」との理想的な摂取比率が崩れてしまうため注意が必要です。
ジャンクフードや外食が多い方は気を付けたいですね。
さらに気になるのは、とうもろこし油の抽出方法。
とうもろこし油は、原料となるとうもろこしに薬剤を使用して200度以上の高温で加熱処理する抽出製法が一般的に行われています。
一度に大量の油を抽出できるメリットがありますが、高温処理の際にトランス脂肪酸が発生してしまうことが問題視されています。
食用なたね油もとうもろこし油と同様、遺伝子組み換えの原材料が使用されている可能性や油の抽出時にトランス脂肪酸が生成されている可能性があります。
ビスケットに使用される添加物の「乳化剤」ですが、原料に遺伝子組み換え大豆が使用されている可能性があります。
また、香料は成分の詳細を表示する義務がなく、一括表示が認められています。
ケンタッキーのビスケットは、添加物を使用しているだけでなく、外国産小麦やショートニング、製造方法や原産地の不明な植物油脂など、食品についても安心できるものではありません。
ケンタッキーのビスケットがおいしい理由はショートニングだった!
サクサク食感がおいしいケンタッキーのビスケットですが、この食感を出すために「ショートニング」が使われています。
外食産業でよく使われる「ショートニング」ですが、なぜよく使われるのでしょうか。
「ショートニング」はサクッとした食感やパリッとした食感を出すために、焼き菓子や揚げ物に使用されます。
無味無臭なので素材の味や香りを邪魔をしません。
そのため、バターやラードの代わりに使用されることがあります。
例えば、バターの半量をショートニングに置き換えることで、バターの風味を残しつつサクサクの食感に仕上げることができます。
製造者側からするとメリットが多いショートニングですが、食の安全面を重視する消費者側からはデメリットが多いですね。
まとめ
この記事では、ケンタッキーのビスケットに使われている原材料は体に悪いのか調べました。
ケンタッキーのビスケットには原材料の中には安全性に疑問のあるものやできれば避けたい添加物も含まれていました。
また、ビスケットのおいしさのポイントであるサクサク感ですが、あの食感はショートニングを使用することで作り出されていました。
おいしいからと言って食べすぎには気を付けたい食品ですね。
ケンタッキーのオリジナルチキンやチキンナゲットなど、その他の原材料や添加物については、「ケンタッキーは添加物を使っているか調査!トランス脂肪酸や鶏肉がやばいってホント?」の記事で詳しく解説しています。
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