シャトレーゼの無添加食パンは赤ちゃんも食べられる?安全性を管理栄養士が解説

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リーズナブルな価格でありながらおいしいと人気のシャトレーゼで、無添加食パンが売られているのはご存じでしょうか?

シャトレーゼの無添加食パンは添加物不使用で赤ちゃんでも食べられることで人気の商品ですが、本当に赤ちゃんでも安心して食べられるのか気になりますよね。

この記事では、シャトレーゼの無添加食パンは赤ちゃんでも食べられるのか、パンを選ぶ際のポイントを管理栄養士まっすーが徹底解説していきます。

この記事で分かること
  • シャトレーゼの無添加パンは赤ちゃんでも食べれるのか知りたい。
  • 無添加食パンを選ぶポイントを知りたい。
もくじ

シャトレーゼの無添加食パンは赤ちゃんも食べられる?

結論から言うと、シャトレーゼの無添加食パンは離乳食中期以降で小麦と乳にアレルギーがない場合は赤ちゃんでも食べることができます。

シャトレーゼの無添加食パンの情報を見ていきましょう。

原材料名小麦粉(国内製造)、牛乳、砂糖、ショートニング、パン酵母、食塩、でん粉、麦芽エキス、濃縮レモン果汁、小麦たんぱく、麦芽粉末、乳清ペプチド、アセロラ粉末、米麴(一部に乳成分・小麦を含む)
価格(税込)194円
小麦の産地アメリカ、カナダ、オーストラリアなど輸入小麦

離乳食を進めている赤ちゃんは、離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)からパン粥としてパンを食べることができます。

また、加熱した牛乳は離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)から与えることができます。

シャトレーゼの無添加食パンは牛乳を使用しているため、離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)以降に乳製品のアレルギーがないことを確認した上で、少量から食べさせるのが安心です。

シャトレーゼの無添加食パンは離乳中期以降から食べることができますが、原材料に不安を持つ消費者がいることも事実です。

シャトレーゼの無添加食パンの安全性を管理栄養士が解説

シャトレーゼの無添加食パンは、離乳中期(生後7〜8か月頃)の赤ちゃんから食べられますが、無添加食パンの安全性はどうでしょうか。具体的に解説します。

シャトレーゼの無添加食パンの購入時は、パッケージの表だけでなく、原材料名欄をしっかりチェックすることが大切です。

チェックポイント①原材料がシンプルか

パンの基本原材料は小麦粉・酵母・塩・水の4つです。

この基本原材料にバターや砂糖などを加えて型に入れて焼くことで香りや食感に違いのある食パンができます。

シャトレーゼの無添加食パンの原材料は下記のとおりです。

原材料小麦粉(国内製造)、牛乳、砂糖、ショートニング、パン酵母、食塩、でん粉、麦芽エキス、濃縮レモン果汁、小麦たんぱく、麦芽粉末、乳清ペプチド、アセロラ粉末、米麴(一部に乳成分・小麦を含む)

シャトレーゼの無添加食パンの原材料は、基本原材料以外にショートニングやでん粉など多数の原材料が使用されています。

食パンは、基本原材料プラスバターや牛乳など、原材料がシンプルなパンを選ぶと安心です。

チェックポイント②国産の小麦を使用しているか

海外から輸入される農作物は、輸送過程や貯蔵中に病害虫による被害を防ぐために収穫後に殺虫剤、殺菌剤等で農産物を農薬で処理している場合があります。

ポストハーベスト農薬は小麦の収穫後に散布するので、残留農薬の危険性が指摘されています。

シャトレーゼの無添加食パンはアメリカ・カナダ・オーストラリアなどの国から輸入した小麦を使用しています。

日本ではポストハーベスト農薬の使用は禁止されているので、赤ちゃんが食べるパンは残留農薬のリスクが少ない国産小麦を使用しているものを選びたいです。

外国産小麦のリスクについては「外国産小麦粉が危険といわれる理由!輸入小麦に潜むグリホサートを解説」の記事で解説しています。

チェックポイント③マーガリン・ショートニング・ファットスプレッドが使用されていないか

食パンは食感や風味を良くするために、パンの基本原材料である小麦粉・酵母・塩・水に加え油脂も使用します。

油脂には、トランス脂肪酸を含むマーガリンやショートニング・ファットスプレッドが使われている場合があります。

マーガリンやショートニング・ファットスプレッドは液体の植物油脂や動物油脂から精製されますが、その製造過程でトランス脂肪酸が生成されることが明らかになっています。

シャトレーゼの無添加食パンは、ショートニングが使われています。

赤ちゃんはバターやマーガリンは離乳食中期の7~8ヶ月頃から風味付け程度に約1~2g与えることができます。

マーガリンやショートニング・ファットスプレッドの使われているパンも同様に離乳食中期の7~8ヶ月頃から食べることは可能ですが、トランス脂肪酸のリスクの観点からは、避けた方が安心です。

参考:農林水産省「トランス脂肪酸の摂取と健康への影響」

まとめ

今回の記事ではシャトレーゼの無添加食パンは赤ちゃんから食べられるのか、安全性を徹底調査しました。

低価格でありながら赤ちゃんでも食べられる無添加食パンを販売しているシャトレーゼですが、外国産小麦やショートニングなどが使用されており、本当に安心できる無添加食パンとは言いがたいのが現状です。

赤ちゃんが食べるものについては商品名だけに惑わされず、しっかり原材料を確認することが、より重要になってきます。

離乳食で使用するパンの参考にしてみてくださいね。

身近なお店で購入できる無添加食パンについては「【2022年最新】市販で買える無添加食パン8選!国産小麦使用からお手頃パンも紹介!」で解説しています。

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この記事を書いた人

神奈川県在住。2人の男の子ママ。
管理栄養士歴15年。家族のために無添加な生活を送る。
時にはファミレスに行ったり、ゆるく気負わず実践中。
心の栄養も満たそう!がモットー。
好きな食べ物はベーグル。最近は手作り米粉パンにハマっている。

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