1人で悩まない!職場でのスメハラに悩んでいる人におすすめの対策

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1人で悩まない!職場でのスメハラに悩んでいる人におすすめの対策

近年増え続けているスメハラ被害。

公共交通機関や職場、学校など人がたくさん集まる場所で、においによって苦しんでいる人がたくさんいます。

特に会社では幅広い年齢層の社員がオフィスに集まることで、体臭や香水などさまざまなにおいが混じりあう可能性が非常に高いのです。

しかし仕事をしている以上その場から逃げることができずに、においによるストレスを抱えている人も多いでしょう。

この記事では職場でのスメハラに悩んでいる人におすすめの対策方法をまとめました。

もくじ

職場でのスメハラ対策は問題が山積み

どこにでも生じているスメハラ被害。

においによるストレスを抱えている人も少なくありません。

しかし職場でのスメハラ対策にはさまざまな問題があるのです。

スメハラ加害者に悪気はない

まず第一にスメハラ加害者は無自覚なことが多く、悪気がありません。

自分のにおいに気づきにくいということはもちろん、悪臭をはなって誰かを困らせたいなんて考えている人はいないからです。

女性であればいいにおいでいたいために香水を使ったり、男性であれば体臭を気にして柔軟剤を使ったりする人もいるでしょう。

しかしそういった行為が逆効果となり、スメハラの加害者になってしまうのです。

処罰は難しい

スメハラ加害者に対して処罰や罰金を課すことは厳しいのが現状です。

スメハラはセクハラのように法律によって規制されていません。

香害と呼ばれるにおいによって健康被害が生じたとしても、寄り添ってくれる人は少ないでしょう。

例えば職場の上司のにおいが耐えられないから懲戒処分にしてほしい、精神的苦痛による慰謝料を請求したいといったことはきわめて難しいのです。

ましてやスメハラという言葉が周知されていない職場だと、においに関して相談することさえ難しくなるかもしれません。

個人差が大きい

においの感じ方には個人差があります。

香水1つとってもいいにおいと感じる人もいれば、苦手だと思う人がいるからです。

職場で柔軟剤のにおいが強い人がいても、それを不快に感じるのかどうかは人それぞれなので、1人の意見だけでは会社として動くことは難しいでしょう。

職場として取り入れたいスメハラ対策

においは目に見えてわかるものではありません。

しかしにおいによって苦しんでいる人がいるのが現実です。

ここからは会社全体でスメハラ対策をするために取り入れたいことをまとめました。

職場全体でスメハラを理解する

まず職場の人たち全員がスメハラを理解する必要があります。

スメハラを知らなければ、被害者のことを理解することはできません。

広報を活用したり朝礼の時間を利用したりして、すべての人がスメハラに関する知識を身につける必要があります。

職場環境を改善する

誰もが気持ちよく職場で過ごせるように、オフィス環境を整えることが大切です。

セクハラやパワハラが罰せられるように、スメハラで悩んでいる人も職場にいるだけでストレスを抱えています。

空気清浄機やサーキュレーターを導入するなど、スメハラに限らず職場全体の環境を改善する意味でも検討してみましょう。

また時間を決めて換気をしたり、消臭スプレーや口臭対策にガムを置いておくのも1つの手段です。

上司や人事に相談できるようにする

スメハラ被害者が1人で悩むことがないように、相談できる環境を整える必要があります。

前述したように、においは個人差が大きい問題です。

自分がにおいに敏感なだけかもしれない、においなんかで上司に相談できないと思っている人も多いでしょう。

しかしスメハラは1人で解決することはできません。

被害者が1人で抱え込まないためにも、相談できる窓口や上司がスメハラを理解して問題解決へ導けるようにしておくことが大切です。

自分でできる職場でのスメハラ対策3つ

1人で解決することが難しいスメハラ。

しかし誰かに相談しづらいこともあり、静かに耐えている人もいるでしょう。

そんな人に個人でできるスメハラ対策を3つ紹介します。

消臭剤を置く

消臭剤は自分の周りにあるいやなにおいを吸い取ってくれる効果があります。

完全ににおいを消すことは難しいですが、ある程度緩和することは十分可能です。

デスクに置けるようにコンパクトなものもあるので、取り入れてみましょう。

マスクをつける

自分のデスクがない、または消臭剤は抵抗があるという人はマスクの着用もおすすめです。

においを直接吸い込むことがないので、予防することができます。

またマスクに消臭スプレーを吹きかけることで、マスク特有のにおいにも効果的。

中には香り付きマスクや消臭・抗菌マスクなどもあるので、自分に合ったマスクを選んでみてください。

休憩時間やランチは外へ行く

休憩時間やランチはオフィスから出て、外の空気を吸いに行きましょう。

なかなか換気ができないオフィスはにおいがこもりがちです。

天気がいい日は外でランチをしたりトイレに行くついでに少し外に出たりすることで気分転換にもなります。

まとめ

職場でのスメハラは1人で解決することができない一方で、上司や人事に相談できなかったり相談できる環境下ではなかったりする人も多いでしょう。

しかしにおいによって頭痛や吐き気といった健康被害が生じるとそれは香害です。

会社へ行くことが難しくなり退職せざるを得ない人も存在しています。

個人で予防することはもちろん必要ですが、たかがにおいの問題と軽視せずに会社全体でスメハラを理解し、対策をとることが大切です。

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