コンビニおにぎりに使われる添加物まとめ。危険で体に悪いってホント?
なかなか腐らないコンビニおにぎり。
時間が経ってもお米がつやつやで、長時間陳列していても腐らないのには理由があります。
昔からある日本食で安全そうに見えるおにぎりですが、家で作るものとは違いコンビニのおにぎりには複数の添加物が使われています。
危険で体に悪い食品や添加物が入っているのか、気になりますよね。
そこで、今回はコンビニのおにぎりに使われている添加物について調査しました!
コンビニおにぎりに使われる添加物まとめ
コンビニおにぎりによく使われている添加物について解説します。
グリシン
グリシンはアミノ酸の一種です。
うま味を出すだけでなくごはんのツヤを出したり、菌の増殖を抑える目的で使用されています。
保存料のように長期間の保存には向きませんが、1〜2日間ほど食品を長持ちさせる効果があります。
コンビニのおにぎりは長期保存の必要はありません。
そのため、保存料の代替品として1〜2日間食品の日持ちを向上させるグリシンが添加されています。
また、グリシンには塩のしょっぱさを和らげる「塩慣れ効果」もあります。
塩分を摂りすぎてしまう可能性があるため、注意が必要です。
グリシンには少しの甘みとうま味があり、細菌の増殖を抑える日持ち向上剤の役割だけでなく、塩辛さを和らげる効果もあります。
おにぎりにちょうどよい添加物といえます。
保存料が体に良くないという消費者のイメージも、グリシンが代替として使用される理由でもあります。
セルロース
セルロースは不溶性の食物繊維で、おにぎりの具材に粘り気を出す目的で使用されています。
大豆やゴボウなど、元々自然界にセルロースは存在していますが、コンビニのおにぎりに使用されているセルロースは加工されたセルロースです。
調味料(アミノ酸等)
調味料(アミノ酸等)は、うま味を加え、食品の酸味や苦みを抑える目的で使用されています。
調味料のアミノ酸等は、食品衛生法で一括表示が認められているので、実際にどのような物質が入っているのかは分かりづらくなっています。
食の安全を考える場合、調味料(アミノ酸等)が含まれる食品は避けたいですね。
pH調整剤
pH調整剤はおにぎりを酸性に保ち、腐敗を防ぐ目的で使用されています。
pH調整剤は、一括表示が認められており、具体的な成分は原材料を見ただけでは分かりません。
増粘多糖類
増粘多糖類は、おにぎりのもちもちとした食感を維持する目的で使用されています。
増粘多糖類は、キサンタンガム、カラギナン、グアーガムなど複数の糖からできています。
キサンタンガムはトウモロコシ由来で、遺伝子組み換えのものが原料になっていることがほとんどです。
コンビニおにぎりは危険で体に悪いってホント?
コンビニのおにぎりは、複数の添加物が使用されているだけなく、塩分が多い上に植物油が使用されています。
「合成保存料不使用」と書かれたコンビニおにぎりも増えましたが、その代替としてグリシンやpH調整剤が使用されている場合も多く、注意が必要です。
また、コンビニおにぎりには原価の安い精製塩が使用されています。
精製塩は、製造の過程でナトリウム以外のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルがほとんど失われています。
精製された塩はさらさらとして業務上は取り扱いやすい一方、塩分が高く少し舐めるだけでも塩辛い味がします。
さらにコンビニのおにぎりは、ごはんにツヤを出したり、機械やフィルムにくっつかないよう植物油を入れて米を炊いています。
どのような植物油を使用しているのか、安全性の不明確な油脂を摂取するのは避けたいですね。
やはり食の安全性を気にする方はコンビニおにぎりは買うべきではありませんね。
まとめ
今回はコンビニのおにぎりに使われる添加物についてまとめました。
コンビニでは、見た目や食感・保存性を維持するために複数の添加物が使われていています。
また、添加物だけでなく精製された塩分濃度の高い塩や原料が不明確な植物油が使用されています。
便利なコンビニのおにぎりですが、やはり安心はできません。
コメント