豆腐の添加物は危険?安全な豆腐を見分ける5つの方法

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豆腐はヘルシーで体によいイメージがあります。

ですが豆腐に使われている添加物の危険性について心配されている方も多いのではないでしょうか。

ここでは豆腐に使われている添加物は本当に危険なのか、また安全な豆腐を見分ける方法は何があるのかを5つのポイントに絞って解説していきます。

もくじ

豆腐の添加物は危険?

豆腐に使われている主な添加物には、にがり・消泡剤・パーム油・レシチンがあります。

豆腐を作る過程で加工目的で添加されているものなので「食品添加物」と呼ばれます。

にがりや消泡剤など、使用されている添加物は本当に危険なのでしょうか。

「食品添加物」は様々な安全性についての試験が行われています。

安全性が確認されている食品添加物が使用されているので問題はありません。

しかし、安全性が確認されているのは単体で使用した時のみで、複合的に摂取した場合や大量に摂取した場合安全かどうかは確証されていません。

本来、豆腐は「大豆・にがり・水」のみで作ることができます。

安全性にこだわる方は、大豆とにがりのみでできているシンプルな豆腐を選ぶとベストです。

安全な豆腐を見分ける5つの方法

豆腐の添加物は危険?安全な豆腐を見分ける5つの方法

ここでは安全な豆腐を見分ける5つの方法を解説していきます。

安全な豆腐を見分ける5つの方法
  1. 大豆の産地
  2. にがりは粗製海水塩化マグネシウム
  3. 消泡剤不使用
  4. その他の添加物(パーム油やレシチン)不使用
  5. 充填豆腐か生豆腐か

安全な豆腐の見分け方①大豆の産地

大豆の産地は国産のものを選ぶのがベストです。

日本では、遺伝子組み換えの大豆の栽培・流通は禁止されているため国産大豆は安全です。

また、有機栽培のものや無農薬のものを選ぶとさらに安全性が増します。

外国産のものは遺伝子組み換えの危険性や、日本に入ってくる間に防カビ剤や防腐剤をかけられている可能性があるためおすすめできません。

国産大豆使用と表示されているものには国産大豆が使用されていますが、外国産の大豆も使用されています。

そのため国産大豆100%使用のものを選ぶようにしましょう。

また、産地は「北海道産」や「フクユタカ」など品種が明記してあるものだとさらによいです。

安全な豆腐の見分け方②にがりは粗製海水塩化マグネシウム

にがりには、塩化マグネシウム・硫酸カルシウム・グルコノデルタラクトン・塩化カルシウム・硫酸マグネシウムがあります。

海水を煮詰め、塩を作るときにできる天然にがりはミネラルを豊富に含んでいるため、栄養価も高く味もまろやかで大豆の風味を感じることができます。

しかし、化学的に作られた凝固剤に比べると、天然のにがりで作られた豆腐は凝固時間が早く保水能力が少ないです。

技術的に難しく豆腐のできる量が少ないというデメリットがあります。

天然のにがりは「粗製海水塩化マグネシウム」という凝固剤名で表記されています。

味も栄養価もよく天然なものは安全面でもよいので、粗製海水塩化マグネシウムを使用しているものを選ぶのがおすすめです。

安全な豆腐の見分け方③消泡剤不使用

豆腐の添加物として使われる消泡剤には、油脂系消泡剤・グリセリン脂肪酸エステル・シリコーン樹脂があります。

豆乳を作るとき、大豆を煮ると大量の泡が出てきます。

泡が残ったまま豆腐を作ると味が悪く日持ちもしないので、泡を消さなくてはいけません。

手作業で泡を取り除く方法もありますが大変な作業なので、泡を消すために消泡剤が使われることがあります。

消泡剤は加工助剤なので、最終的には食品の中に成分はほとんど残りません。

しかし、添加物をなるべく摂らないようにするためには、消泡剤は使わないものを選ぶのがおすすめです。

加工助剤のため豆腐のパッケージに記載されないこともありますが、「消泡剤不使用」と記載のあるものを選びましょう。

安全な豆腐の見分け方④その他の添加物(パーム油やレシチン)不使用

豆腐によく見かける添加物には、にがりと消泡剤がありますが、その他にパーム油やレシチンが使用されている豆腐もあります。

パーム油は豆腐にコクを出すために使用されています。

たんぱく質や糖質の多い大豆は大豆の油脂分が少なくなっているので、パーム油でコクを補って製造しています。

また、大豆を煮るときに出る泡を消す作用もあるため、使用されることがあります。

レシチンはもともと大豆に含まれている成分です。

乳化剤として使用されることがあり、「乳化剤(大豆由来)」と表記されている場合があります。

レシチンの原料である大豆は、遺伝子組み換え大豆から作られていることもあるため注意が必要です。

これらは豆腐作りに適した大豆と天然のにがりで作られた豆腐には必要のない添加物なので、使用されていないものを選ぶようにしましょう。

安全な豆腐の見分け方⑤充填豆腐か生豆腐か

豆腐には容器ごと加熱して殺菌された「充填豆腐」と、加熱処理をされていない「生豆腐」があります。

充填豆腐は冷やした豆乳と凝固剤を一緒に容器に入れ密封した後、容器ごと加熱し固めて作ります。

容器にぴったりと隙間なく詰められた豆腐です。

苦みやアクが気になる方もいるようですが、水にさらすことなく製造されるため大豆本来の風味が残りやすくなっています。

ほかのカット豆腐と比べると保存性が高いので、日持ちをさせたいなら加熱処理されている充填豆腐がおすすめです。

豆腐の添加物は危険?選び方と安全性のまとめ

豆腐に使われている添加物はいくつかありますが、どれも安全性が認められているものが使われています。

ですが複合摂取の問題などもあるため、できるだけ原材料は「大豆と天然にがりのみ」で作られたシンプルなものを選ぶのがおすすめです。

さらに大豆の産地や品種にもこだわるとより安全性が増します。

いろいろな産地のものを試して、お気に入りの豆腐を見つけてみてくださいね!

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