アイリスオーヤマのセラミックフライパンは安全？フッ素との違いも

インテリアに合うおしゃれでかわいいセラミックフライパン。

そんなセラミックフライパンですが、アイリスオーヤマではカラー豊富で収納に便利なのにお手頃価格で購入することができます。

セラミックフライパンは安全なのでしょうか？

セラミックフライパンの安全性やフッ素加工されたフライパンとの違いについても解説します。

セラミックフライパンは安全なの？

セラミックとは陶磁器を指します。

これは自然界で存在するもので昔から使われており、無害なものです。

セラミックフライパンとは、すべてが陶器でできたフライパンではなく、陶器でコーティングされた器具になります。

セラミックの良さは、安全な素材であることと高温に強いことです。 

耐熱温度は400度まで耐えられます。

またセラミックは酸やアルカリにも強いため、酢豚を作ってそのまま放置しても劣化することはありません。 

セラミックフライパンはフッ素加工のフライパンより安全？ 

セラミックフライパンは扱い方を間違えなければ、特に危険性はありません。 

フッ素加工については、表面のコーティング剤が高熱になると有毒物質が溶け出すので、セラミックの方が安全性は高くなります。

ただし、セラミックもフッ素加工品も、元のフライパンの素材はアルミニウムで出来ているので、セラミックに傷が付いたりはげたりした場合には、アルミニウムが溶けているかもしれません。

アルミニウムの毒性については厚生労働省でもマウスの実験で報告が。 

ラットを用いた実験では、アルミニウムを多くとると腎臓や膀胱への影響が認められます。

引用：厚生労働省HP

体重1kg一週間当たり2mgなら人体に影響はないと言われていますが、あえてアルミニウムを摂取する必要はないんです。

どれだけアルミニウムが溶け出しているかはわからないので、セラミックのコーティングが傷ついてしまったり、剥げた場合には早めに交換することをおすすめします。

セラミックとフッ素加工の違いは？ 

セラミックは自然界に存在していますが、フッ素加工品は人工的に作られた化合物で人体や環境にも影響が出ると心配されています。

フッ素加工品は260度以上で有毒物質が出てしまいますが、セラミックは400度まで耐えられます。

フッ素加工の場合は油なしでもいけますが、セラミックなら油を必ず引くことで、焦げつきにくく手入れしやすいメリットが活かせます。

フッ素コートされたフライパンと違い、PFOAなどの補助剤は含まれていないので安心です。

アイリスオーヤマのセラミックフライパンを長く安全に使用する方法

セラミックフライパンの中でもアイリスオーヤマ製品は安めですが機能はしっかりしています。

正しい使い方をしていれば長持ちします。 

アイリスオーヤマのセラミックパンを安全に使うための方法はこちら。 

調理した後にすぐ洗ってしまうと、セラミックが劣化しやすくなるためフライパンの熱が冷めてから洗うようにしましょう。

金属製のヘラで調理したり、金たわしを使ってしまうと、セラミックが剥げてしまいます。

柔らかいスポンジでクレンザーは使わず洗うことがポイント。

セラミックフライパンは熱伝導がいいため、すぐに高温になります。

そのため、強火にすると食材が焦げてしまううえに、セラミックが劣化するので中火がおすすめです。

アイリスオーヤマのフライパンの口コミは？

実際に、アイリスオーヤマのセラミックフライパンを使っている口コミを調べてみました。

楽天での口コミ

料理もこげつきがなく、洗う時に取っ手も取れるし、簡単に汚れが落ちるため、ストレスなく使えます。 安定感がありながらも、ちょうどいい重さです。 家で鳥を飼っているので、鳥に無害なテフロンでないものを探し、購入したらくっつくこともなく、使えています。

と高評価の口コミが多く、評価も４以上なので品質と値段のバランスもよくコスパがいいと言えますね。

まとめ

セラミックフライパンは安全性の高い素材で出来ていることが分かりました。

フッ素と比べると高温にしても、有害な物質が出ないため安心できます。

アイリスオーヤマのセラミックフライパンは取っ手もはずれるため、お皿のように洗えて簡単です。

そして、重ねて収納することができるので便利です。

寿命も長く、安全に使っていただくために、料理する時に金属製の調理器具で料理しないこと、使用後にフライパンの熱を冷ましてから洗うと、セラミックがはがれないので安心です。