コンビニのサンドイッチに使われている添加物を徹底比較!一番安全なのはどこのコンビニ?

当ページのリンクには広告が含まれています。
コンビニサンドイッチ 添加物 比較

みなさんは、コンビニをよく利用しますか?いつでも営業していて、食品や雑誌、ちょっとした日用品などもありとっても便利ですよね。食事をコンビニで済ませる方も多くいると思います。

しかし、コンビニで購入できる商品には多くの食品添加物が使用されています。その中でも、サンドイッチには数多くの添加物が潜んでいます。

そこで、今回はコンビニで販売されているサンドイッチに使われている添加物を徹底比較していきます。記事の最後にコンビニ4社のうち一番安全なサンドイッチを販売しているコンビニを紹介します。

もくじ

コンビニのサンドイッチに使われている添加物を徹底比較!

手軽に食べられて種類が豊富なサンドイッチはどのコンビニでも人気がありますよね。

ここでは、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップの4社で購入したサンドイッチに使われている添加物について比較していきます。

全く同じサンドイッチはありませんので、中身が似ているミックスサンドで比較してみました

セブンイレブンのサンドイッチ「野菜ミックスサンド」

セブンイレブンのサンドイッチは「野菜ミックスサンド」280円(税込302円)です。

こちらのサンドイッチは、トマトやレタス、3種類のポテトサラダ、玉子サラダ、きゅうりサラダ、半熟ゆでたまご、ポークハム、チーズを組み合わせた野菜のミックスサンドです。

セブンイレブンのサンドイッチ「野菜ミックスサンド」のチェックポイント
ファットスプレッドが使用されている
  • ファットスプレッドは遺伝子組み換えの油が使われている可能性がある
  • ファットスプレッドは生活習慣病が懸念されるトランス脂肪酸が高い

「ファットスプレッド」に含まれるトランス脂肪酸には、生活習慣病のリスクがあると言われています。
WHOにより、2023年までにトランス脂肪酸の摂取量を下げるように各国に呼びかけられています。

セブンイレブンのサンドイッチ「ミックスサンド」の原材料

赤字にしているスラッシュ以降が添加物です。

パン(国内製造)、トマト、玉ねぎ入りポテトサラダ、玉子サラダ、きゅうりサラダ、ゆで玉子、チーズ、ポークハム、レタス、マヨネーズ、野菜すりおろしソース(マヨネーズ風味ドレッシング、人参、トマト、その他)、ファットスプレット、リーフレタス/乳化剤、糊料(加工澱粉、増粘多糖類、アルギン酸エステル)、調味料(アミノ酸等)、着色料(カロチノイド、クチナシ)、酸化防止剤(V.C)、トレハロース、V.C、発色剤(亜硝酸Na)、㏗調整剤、グリシン、香辛料

食品添加物の表示では、食品に含まれている割合が多いものから順番に記載するルールがあります。

セブンイレブンの野菜ミックスサンドの場合は、乳化剤→香辛料の順番で添加物が多く使われていることが分かります。

ファミリーマートのサンドイッチ「ミックスサンド」

ファミリーマートのサンドイッチは「ミックスサンド」239円(税込258円)です。

お酢、ブイヨンで味付けしたツナサラダ、ハムチーズレタス、ハムたまごのミックスサンドで、売れ筋の人気商品となっています。

ファミリーマートのサンドイッチ「ミックスサンド」のチェックポイント
ゆで卵と卵サラダ2種類が使用されている点
  • ゆで卵と卵サラダは原材料表示に記載されない添加物が多く使われている可能性がある

ファミリーマートのサンドイッチ「ミックスサンド」の原材料

赤字にしているスラッシュ以降は添加物です。

パン(国内製造)、ツナサラダ(ツナフレーク、マヨネーズ、玉ねぎサラダ、パン粉、植物油、調味液、食塩、粉末ブイヨン、こしょう)、ハム、卵サラダ、ゆで卵、レタス、チーズ、マヨネーズ、半固形状ドレッシング、グリーンリーフ/糊料(加工デンプン、増粘多糖類、アルギン酸エステル)、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、㏗調整剤、酸化防止剤(V.C)、酸味料、着色料(カロチノイド、クチナシ)、イーストフード、焼成Ca、発色剤(亜硝酸Na)、香辛料抽出物、V.C、香料、レシチン

ファミリーマートのミックスサンドの場合は、糊料→レシチンの順番で添加物が多く使われていることが分かります。

ローソンのサンドイッチ「ミックスサンド」

ローソンのサンドイッチは「ミックスサンド」258円(税込279円)です。

サンドイッチで人気のツナサラダ・レタスハム・たまごサラダが具材として楽しめるサンドイッチです。

ローソンのサンドイッチ「ミックスサンド」のチェックポイント
ツナサラダに使用されている材料
  • 使われている材料はシンプルですが、「その他」にはなにが使われているかが気になる

ローソンのサンドイッチ「ミックスサンド」の原材料

赤字にしているスラッシュ以降は添加物です。

パン(国内製造)、ツナサラダ(かつお油漬、マヨネーズ、玉葱ドレッシング和え、その他)、卵サラダ、レタス、茹卵、ハム、玉葱人参ソース、ドレッシング/乳化剤、V.C、調味料(アミノ酸等)、酸味料、グリシン、酢酸Na、糊料(アルギン酸エステル、加工澱粉、増粘多糖類、アルギン酸Na)、加工澱粉、香辛料、カロチノイド色素、クチナシ色素、発色剤(亜硝酸Na)、酵素

ローソンのミックスサンドの場合は、乳化剤→酵素の順番で添加物が多く使われていることが分かります。

ミニストップのサンドイッチ「ミックスサンド」」

ミニストップのサンドイッチは「ミックスサンド」248円(税込267円)です。

人気のツナサラダ・ハムチーズレタス・たまごサラダが具材として楽しめるサンドイッチです。

ミニストップのサンドイッチ「ミックスサンド」のチェックポイント
甘味料としてステビアが使用されている点
  • ステビアは天然由来の添加物ですが、キク科アレルギーの方はアナフィラキシーを起こす可能性がある

ミニストップのサンドイッチ「ミックスサンド」の原材料

赤字にしているスラッシュ以降は添加物です。

パン(国内製造)、卵フェリング、玉葱入りツナサラダ、ハム、茹卵、レタス、チーズ、玉葱入り人参ソース、マヨネーズ/乳化剤、イーストフード、糊料(アルギン酸エステル、加工デンプン、増粘多糖類)、V.C、調味料(アミノ酸等)、加工デンプン、酢酸Na、カゼインNa、グリシン、酸化防止剤(V.C)、着色料(カロチノイド、クチナシ)、酸味料、㏗調整剤、発色剤(亜硝酸Na)、レシチン、塩化Ca、甘味料(ステビア)、香辛料抽出物、香料

ミニストップのサンドイッチ「ミックスサンド」の場合は、乳化剤→香料の順番で添加物が多く使われていることが分かります。

サンドイッチに含まれる添加物について解説

4社のサンドイッチに共通している食品添加物は、乳化剤、糊料、調味料、着色料、酸化防止剤、発色剤、V.Cの6種類でした。

それぞれの添加物が、どのような目的で使用されていているのかを解説します。

パンに含まれる添加物

乳化剤

  • パンの製造に乳化剤を使用することで、出来あがりから時間が経っていても、パン生地がパサパサになりにくく柔らかさを持続させることができます。

乳化剤は天然と合成でたくさんの物質がありますが、食品表示には「乳化剤」と一括名表示されることがほとんどのため、私たち消費者はどの乳化剤が使用されているかが分かりません。

糊料(アルギン酸エステル、加工デンプン、増粘多糖類)

  • パンの製造にアルギン酸エステルを使用することで、パンに弾力を与え、潰れにくくする事が出来ます。
  • 加工デンプンを使用することで、長時間もっちりとした食感を持続することが出来ます。
  • 増粘多糖類を添加することで、パンの水分量を保つことに優れているため、もっちり・しっとりとした食感にすることができます。
  • 加工デンプンは11種類あり、その中の「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン」と「ヒドロキシプロピルデンプン」について欧州食品化学委員会(SCF)では乳幼児向け食品には用いるべきではない食品として判断しています。
  • この2つが、発がん性の疑いがある物質で処理された加工デンプンのためです。
  • しかし、食品表示には「加工デンプン」と一括名表示されることがほとんどのため、私たち消費者はどの加工デンプンが使用されているかが分かりません。

増粘多糖類には、1日摂取許容量(ADI)が定められているものもありますが、一括名表示されていることがほとんどのため、私たち消費者はどの増粘多糖類が使用されているかが分かりません。

トレハロース

  • トレハロースは増粘多糖類などと同様で添加することによって、パンの水分量を保ち長時間しっとりとした食感にすることができます。

V.C(ビタミンC)

  • ビタミンCのみの表記の場合の多くは、L-アスコルビン酸が使用されていることがほとんどです。製パン時に使用することで、生地に弾力をつけることができます。使用量によって、パンの柔らかさを調整することができます。

イーストフード

  • イーストフードを使用することで、ふっくらしたボリューム感のあるパンを大量生産することができます。

イーストフードは16種類あり、その中には毒性が強いとされるものもあるが一括名表示されていることがほとんどのため、私たち消費者はどのイーストフードが使用されているかが分かりません。

酸化防止剤V.C(ビタミンC)

  • 酸化防止剤としてビタミンCを使用する場合は、変色や風味などが悪くなることを防ぐことができます。

㏗調整剤

  • パンの製造に使用すると保存性を高めることができます。
  • pH調整剤にもさまざま種類があり、もともと食品に含まれてるクエン酸やコハク酸などがあります。
  • しかし、「リン酸」を多く含むものもあり、多く摂りすぎてしまうとカルシウムの吸収を悪くし、骨がもろくなると言われています。
  • 一括名表示されていることがほとんどのため、私たち消費者はどpH調整剤が使用されているかが分かりません。

ハムに含まれる添加物

調味料(アミノ酸等)

  • ハム製造時に調味料(アミノ酸等)を使用することで、味を整え、美味しさを向上させることができます。複数の旨味成分を使用することが多く、アミノ酸等と一括名表示されることが一般的です。

ハムに使用される化学調味料は、ほとんどの場合が「L-グルタミン酸ナトリウム」を含むアミノ酸系の化学調味料です。

着色料(カロチノイド、クチナシ)

  • ハムの色を鮮やかにし、見た目をよくするために着色料が使われます。
  • ハムやソーセージには天然由来の着色料であるクチナシ赤色素が使われることが多くあります。

発色剤(亜硝酸Na)

  • ハムに発色剤を使用することで、お肉そのものの赤色をより強調し変色を防ぐことができます。また、細菌類の繁殖を抑えることもできます。

亜硝酸ナトリウムは、毒性が強く、食肉に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化することによって、摂取し続けると、がんになる可能性が高まると懸念されています。

引用:https://news.whitefood.co.jp/news/tenkabutsu/8404/

酸化防止剤V.C(ビタミンC)

  • 酸化防止剤V.Cとしてハムに使用される場合、亜硝酸Naと結びつくことで作り出される発がん性物質の発生を減らす目的で使用されています。

グリシン

  • グリシンを使用することで、ハムの塩味や酸味を和らげる効果や日持ちを向上させることができます。

カゼインNa

  • ハム製造にカゼインNaを使用することでお肉と脂肪がうまく混ざり合い、乳化安定の効果があります。

香辛料(香辛料抽出物)

  • 香辛料(香辛料抽出物)を使用することで、ハムに風味や辛みなどをつけることができます。

香辛料抽出物の場合、ニンニクなどを有機溶剤などで抽出したものや水蒸気で蒸留して作られている場合があります。

香料

  • 香料を使用することで、ハムに香りを付けることができます。

天然香料と合成香料があり、さまざまな物質を複数組み合わせて使用されることが多くあります。香料の中には、危険性の高いものもありますが、使用される量がとても少ないという理由で一括名表示が認められています。

チーズに含まれる添加物

乳化剤

  • プロセスチーズに使用される乳化剤は、一度溶かしたチーズを成型し直すときに必要で、多くの場合は「リン酸塩」が使用されています。

リン酸塩を摂りすぎてしまうと、カルシウムの吸収を悪くしてしまう為、骨粗鬆症生活習慣病にかかりやすくなる可能性があります。

ドレッシング・ソースに含まれる添加物

乳化剤

  • 乳化剤は、油と水を混ざりやすくする目的があります。

乳化剤は天然由来と合成で作られた添加物の両方がありますが、食品表示には「乳化剤」と一括名表示されることがほとんどのため、私たち消費者はどの乳化剤が使用されているかが分かりません。

糊料(増粘多糖類)

  • 糊料を使用する場合、とろみや粘りをもたせる目的があります。

増粘多糖類には天然由来と合成で作られた添加物の両方があります。1日摂取許容量(ADI)が定められているものもありますが、一括名表示されていることがほとんどのため、私たち消費者はどの増粘多糖類が使用されているかが分かりません。

酢酸Na

  • 酢酸Naを使用することで、酸味をアップさせたりpHを調整し保存性を高める目的があります。

酸味料

  • 酸味料を使用することで、酸味をアップさせ保存性を高める目的があります。

天然由来と合成で作られた添加物の両方がありますが、一括名表示されることが多く、私たち消費者はどの酸味料が使用されているかが分かりません。

甘味料(ステビア)

  • ステビアを使用することで、甘味を補う目的があります。

基本的に甘味料として少量の経口摂取は問題ないとされています。しかし、アナフィラキシー反応の報告もあるため、キク科植物に敏感な方は特に注意が必要です。

引用:https://www.mitsuoka-clinic.or.jp/jp/anti_aging/AAtip/AAtip61_70/AAtip68-stevia.html

キャリーオーバー・加工助剤について

原材料名に記載されていなくても実際はもっと多くの添加物が使用されていることがあります。

それを「キャリーオーバー」や「加工助剤」と言います。

卵サラダに使われている添加物

卵サラダ(玉子サラダ)は、卵白が多く黄身がほとんど入っていないケースがあります。

その場合、白身に着色料と糊料で卵っぽさを演出しています。

サンドイッチに使用される「卵サラダ」は、添加物の表記がなくキャリーオーバーとして扱われてしまいます。

サンドイッチに使用されている、「卵サラダ」が本物の卵を使用しているかどうかは表示を見ただけでは判断ができません。

タスの洗浄に使われている添加物

サンドイッチに使用されている野菜は、時間が経っても変色せず綺麗なままですよね?これは、野菜を洗浄する際に、次亜塩素酸で消毒・殺菌を行っているためです。

これについても、消毒・殺菌後によくすすいでいるため品質上の問題がないという「加工助剤」に位置づけられ、表示義務はありません。

一番安全なのはどこのコンビニ?

パン、ハム、チーズ、ドレッシング、キャリーオーバー・加工助剤について、それぞれの添加物の使用目的や懸念点などを解説しました。最後に、4社のサンドイッチの中から一番安全だと思うコンビニを発表します。

4社から選ぶ、サンドイッチが一番安全だと思うコンビニは

【セブンイレブン】です。

コンビニ4社の中から一番安全だと思ったポイントは2つあります。

1つ目のポイントは、使用している添加物が少ない点です。

2つ目のポイントは、サンドイッチに使用しているハムについて「リン酸塩」を使用していない点です。

セブンイレブンが一番安全だと発表しましたが、これには「4社の中で」という前置きがあります。

セブンイレブンは4社の中では安心ですが、調味料(アミノ酸等)亜硝酸ナトリウムなどの添加物は、コンビニ商品以外の食品からも摂取する可能性があり、なるべくなら避けたい添加物です。

今回、4社のサンドイッチを比較することで添加物の使用量に大きな違いがあることが分かりましたね。

どのコンビニのサンドイッチにも添加物は使用されており、使用している添加物の中には、危険性の疑いのあるものかどうかが判断できない一括名表示のものが多く心配が残ります。

コンビニで購入できるサンドイッチは、どれも美味しく味付けされていて、製造から時間がたっても色鮮やかなものばかりですよね。販売者は、味の美味しさ、見た目の美しさを追及しています。そこには、添加物やキャリーオーバー・加工助剤が潜んでいることも忘れないでください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Sponsored

コメント

コメントする

CAPTCHA


もくじ