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「日本の添加物は世界一」は嘘?!海外と徹底比較してみた

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「日本の添加物は世界一」は嘘?!海外と徹底比較してみた

「日本は添加物大国」「日本は世界一添加物が多い」と聞いたことはありませんか?

インターネットではそのような添加物情報が溢れていますが、それは本当でしょうか。

きなり

ヨーロッパやアメリカよりも日本のほうが添加物が多いイメージはあるけど、何が本当かわからない・・・

この記事では、なぜ「日本は添加物大国」と言われるのか、海外の諸外国(イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ)と徹底比較してみました。

もくじ

「日本の添加物は世界一」は嘘?!

インターネット上ではこのような画像が落ちていて、色んな人が拡散しています。

インターネットで落ちている作者不明のエビデンス不十分の画像

この画像は作者不明であり、情報元も明記されていません。「証拠(エビデンス)不十分」ということができます。

この画像は多くの方が信じ、あたかも「日本は添加物大国」と言われている証拠として人々の手で拡散され続けています。

画像を見る限り、日本は5つの国の中で添加物はダントツに多いため、

「日本の添加物は世界一」という言葉が広がっているのでしょう。

添加物の数を日本と海外を徹底比較

上記の画像は情報源が明記されておらず、証拠不十分。

改めて政府機関などの信憑性のある情報源をもとに各国の添加物を徹底比較してみました。

イギリスの添加物の数

最も少ないとされているイギリスの添加物については、農林水産省の令和二年調査報告書を見たら明らかです。

食品添加物の項目では、『食品添加物に関する規則(Regulation(EC)No 1333/2008)』にて、26種類の食品添加物が定義されています。

甘味料 sweeteners、着色料 colours、保存料 preservatives、酸化防止剤 antioxidants、保持剤 carriers、酸味料acids、pH 調整剤 acidity regulators、固結防止剤 anti-caking agents、消泡剤 anti-foaming agents、増量剤bulking agents、乳化剤 emulsifiers、乳化塩類 emulsifying salts、固化剤 firming agents、風味増強剤 flavour
enhancers、発泡剤 foaming agents、ゲル化剤 gelling agents、光沢剤 glazing agents、保湿剤 humectants、加工澱粉 modified starches、充填ガス packaging gases、噴射剤 propellants、膨張剤 raising agents、金属イオン封鎖剤 sequestrants、安定剤 stabilizers、増粘剤 thickeners、小麦粉調整剤 flour treatment agents

引用:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/shokuhin-kikaku/attach/pdf/europe-24.pdf

「26種類の添加物」であって、26個というわけではありません。

また、イギリス行政機関・食品基準庁のホームページでは、食品添加物の全てが公開されています。

個別の添加物について見ていくと、着色料は41種類、保存料が34種類、甘味料が19種類・・・と、あくまでも添加物の区分が26であって、他国(特に日本)と比較されるような「添加物の総数」ではないことがわかります。

イギリスの添加物「保存料」の抜粋

引用:https://www.food.gov.uk/print/pdf/node/847

保存料は総数で34種類あります

イギリスの添加物「甘味料」の抜粋

引用:https://www.food.gov.uk/print/pdf/node/847

甘味料は総数で19種類あります

これらを全区分計算すると、325種類となりました。

イギリスの添加物の数

フランスの添加物の数

フランスも32品目と書かれ、「添加物がとても少ない国」という印象を与えますが実際はどうなのでしょうか。

フランスはEU加盟国のため、食品添加物は欧州委員会および欧州委員会保健・食品安全総局が担っています。

欧州連合(EU)において食品添加物を含む食品改良剤の規制を担当する行政機関は欧州委員会(European
Commission: EC)であり、その中心を担うのは欧州委員会 保健・食品安全総局(DG SANTE)である。

引用:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/shokuhin-kikaku/attach/pdf/europe-24.pdf

このように、EU加盟国は全てEUの基準となるため、EUの基準を調査しました。

EUは国際基準であるコーデックスのガイドラインのうち、27区分が欧州委員会規則によって添加物が定められています。

分類は国際基準であるコーデックス委員会が定めたINSに準じています。

EUもイギリス同様、全ての添加物がサイトで公開されています。

欧州連合内で使用する食品添加物はE番号(Eナンバー)が付与され、食品ラベルに記載されています。

EUの着色料の抜粋

引用:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/eu_add_data.html

着色料は総数で32あります。
※カラメル色素やアナトー色素など細分化できるものもあり、それも分けると41種類になります。

EUの甘味料の抜粋

引用:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/eu_add_data.html

甘味料は総数で19あります。
※ステビオール配糖体はステビア由来か酵素由来かによってE番号が異なります。それを分けると20種類になります。

これらを全て計算すると、EUは324種類となりました。

フランスの添加物の数

64種類ではなく、324種類
参考:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/eu_add_data.html

E番号はウィキペディアでも詳しく確認することができます。

ドイツの添加物の数

環境先進国と言われるドイツは、食の安全もすすんでいるイメージがありますね。

先程解説した通り、EU加盟国はEU基準となるため、フランスと同じ数字となります。

ドイツの添加物の数

32種類ではなく、324種類
参考:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/eu_add_data.html

2022年7月現在のEU加盟国は27カ国あります。これらの国でEU基準が採用されています。

アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eu/map_00.html

独自の国の基準があるかもしれませんが、それはまた追って勉強していきます。

アメリカの添加物の数

133品目と書かれていたアメリカの添加物事情が気になりますね。

アメリカはFDA(食品医薬品庁)が「食品に使用される物質一覧」を公開しています。

そこには3975種類の物質が定められています。

これには香料も含まれているため、一概にアメリカが多いとはいえません。(EUでは香料は添加物に含まれていない)

厚生労働省は、香料を除くと1600種類程度であると解説しています。

米国の添加物の数は、約1,600品目程度(香料を除く)(平成25年2月時点)であると考えています。この品目数の中には、(1)果汁や茶など日本では添加物に含まれないものや、(2)日本では1品目として計上されている品目が、米国では、物質ごとに指定され数十品目となっているものが含まれています。

引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/qa_shohisya.html

ただし、日本では添加物にカウントされない果汁や茶が含まれていたり、日本では1品目としてカウントされるものが複数品目カウントされているので、一概にアメリカの添加物が多いとは言えません。

アメリカの添加物の数

日本の添加物の数

最後に日本の添加物を見ていきましょう。

日本は添加物区分は他国と異なり、「指定添加物」「既存添加物」「天然香料」「一般添加物」という区分がされています。

引用:エフコープ

このうち、既存添加物、天然香料、一般添加物は「天然添加物」とい位置づけられています。

日本ではEUのように「着色料」「甘味料」などの区分はありません。

2022年8月現在、日本の添加物数は829種類と厚生労働省は発表してしています。

令和3年1月15日現在、日本の食品添加物の数は829品目(香料を含む)あります。

引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/qa_shohisya.html
「日本の添加物は世界一」は嘘?!海外と徹底比較してみた
日本の添加物の数

日本と海外の添加物数の違い

エビデンス不明の画像の各国の添加物数を各国の行政機関をリサーチしてまとめてみました。

「日本の添加物は世界一」は嘘?!海外と徹底比較してみた

全世界を調査できていないので、どこの国が添加物一番かは現時点では明言することはできません。

またこの図表を見る限りはアメリカが突出して多く見えますが、アメリカは日本では添加物に指定されていないものが含まれたり、日本では一つの品目としてカウントされているものが複数品目としてカウントされているなど、国によって基準が異なるため、一概にアメリカが多いとは言えません

大切なことは、消費者にとってわかりやすいように添加物が表示され、選択しやすいようにメーカーが記載すること、それを国のルールですすめることだと考えます。

日本では「無添加」と大きく書かれ、その横に小さく「化学調味料」などと書かれることが未だにあります。

消費者も「無添加だから安心」と思わず、また、「添加物の表記がないから安心」などと表示に惑わされず、選択することが必要です。

詳しくはこちらの動画でも解説しています。

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この記事を書いた人

#無添加ママの発信者で当サイトの管理者。無添加ママの輪を広げたい!をモットーに、ゆるく楽しく無添加生活を発信中。
無添加生活歴14年、おてんば姉妹のママ。食品関連で10年勤務後、食の安全を広く伝えたいという思いで2020年9月よりInstagramで無添加生活を発信。現在フォロワーは6万人。北国育ち、大阪在住。趣味は旅行とアロママッサージ。

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